役員が感染の旅館、月内は臨時休業 天童の「滝の湯」

2020/10/23 09:05
役員の新型コロナ感染を公表し、今月末まで臨時休業する滝の湯=天童市

 役員2人の新型コロナウイルス感染確認を22日、発表した天童市の旅館「滝の湯」は同日、10月末まで臨時休業として館内の消毒を行うとともに、全従業員約80人にPCR検査を受けさせる方針を明らかにした。

 同社によると、40代男性役員は症状が出た18日以降出社していない。22日に感染が判明した70代女性役員は症状がなかった21日午前まで客の見送り業務などに携わっていた。2人とも常時マスクを着け、手指の消毒も徹底していたという。

 今後、保健所と連携して濃厚接触者の把握を進め、宿泊客を含めて該当者がいた場合、連絡を取るなどの対応をするとしている。

 臨時休業期間中の予約客に対しては、旅行の取りやめや、天童温泉の他の旅館への宿泊振り替えの依頼を始めている。同社は「大変な迷惑と心配をお掛けし、誠に申し訳ない。慎重に感染防止対策を行ってきたが、改めてきちんと態勢を整えた上で、安心してお客さまに来ていただけるという段階で営業を再開したい」としている。

村山地方の高校1校が臨時休校

 村山地方の公立高校が学校関係者1人に新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして、23日から当面の間、臨時休校することが関係者への取材で分かった。22日に新たに感染が確認された天童市の高校生が通う学校とみられる。

 関係者によると、高校は22日、今後の状況を把握し、感染拡大を防止するため23日から当面の間、臨時休校する旨を校長名の文書で保護者に通知した。校内の消毒作業など校内の安全が確認されるまで部活動なども行わない。

【天童の3人、感染確認までの主な経緯】

◆40代男性

14日 県外で開かれた仕事関係の会合に出席し、現地で1泊

15日 帰宅

18~19日 せきや頭痛、37度台の発熱

20日 医療機関を受診し、帰宅

21日 別の医療機関でPCR検査を受け、陽性が判明。感染症指定医療機関に入院

◆70代女性

21日 37度台の発熱、のどの痛み

22日 医療機関を受診し、PCR検査で陽性判明。感染症指定医療機関に入院

◆男子高校生

~20日 普段通り学校に通学

21日 学校を欠席

22日 37度台の発熱と頭痛。女性と同じ医療機関を受診し、PCR検査で陽性判明。感染症指定医療機関に入院

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