米沢四中生2人、迷子保護に貢献 米沢署が感謝状

2020/10/20 07:34
感謝状を受けた勝見勇仁さん(中央)と大富隼斗さん(右)=米沢四中

 行方不明になった児童の早期発見に貢献したとして、米沢署は19日、共に米沢四中2年の勝見勇仁(ゆうと)さん(14)と大富隼斗さん(14)に感謝状を贈呈した。2人は帰宅途中に迷子とみられる児童に会ったことを保護者に報告。学校を通じて共有された県警のメール配信サービス「やまがた110(いちいちまる)ネットワーク」の情報が早期発見につながった。

 同署によると、今月15日午後5時ごろ、米沢市に住む男子児童(8)が自宅からいなくなったと保護者から届け出があり、県警は110ネットワークなどで行方不明者の情報を手配。勝見さんと大富さんは午後6時半ごろ、帰宅途中に同市中田町で、会社敷地内の水道を使って遊ぶ児童を見かけた。暗くなっても1人でいるのを不審に思い声を掛け、「気をつけて家に帰ってね」などと言って別れた。返事はなかった。2人は帰宅後、1人で遊ぶ子どもを見かけたと家族に報告した。

 2人の保護者は午後10時ごろ、県警の手配情報を記した学校からの連絡メールを読み、行方不明者と2人が目撃した児童の身長や髪形などの特徴が一致することから、同署に通報。署員がパトカーで現場へ向かったところ、会社敷地内で座り込んでいる児童を発見、無事保護した。

 19日、草苅隆志署長が同校に来校し、全校集会で「見て見ぬふりをせずに声を掛け、家族と情報共有したことが素晴らしい。とても寒い日で、2人の協力のおかげで無事保護できました」と感謝状を手渡した。2人は「心配だったので良かった。もし、また迷子を見つけたら積極的に声を掛けたい」と話していた。

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