新鮮、真夜中の収穫 高畠のワイナリーでブドウ摘み

2020/10/17 20:58
夜明け前に白ワイン用ブドウを収穫した「ナイトハーベスト」=17日午前5時7分、高畠町・高畠ワイナリー

 高品質のワインを醸造するため、最も冷え込む真夜中に原料のブドウを摘み取る「ナイトハーベスト」(夜間収穫)が17日未明、高畠町の高畠ワイナリー(村上健社長)園地で行われた。社員と一般参加者の計約55人が白い息を吐きながら、白ワイン用品種「シャルドネ」を丁寧に収穫した。

 ナイトハーベストは、果実が最も冷え切った夜明け前に摘むことで、豊かな風味と香りを最大限生かす収穫方法。同社は2005年から取り組む。これまでの契約園地から今年初めて、整備を進めてきた自社園地に場所を移し実施した。

 防寒対策をして臨んだ参加者は、気温が10度まで下がった午前3時に作業を開始。房にはさみを入れる手元を投光器などで照らしながら、2時間ほどで約3トンを収穫した。ワイナリーで働く夢を持つ名城大3年上田愛子さん(21)=名古屋市=は「夜の収穫は新鮮。完成したワインは予約してでも飲みたい」と話した。

 同社によると今年は9月以降好天に恵まれたため、ブドウの出来は糖度と酸味のバランスが絶妙という。醸造したワインは2、3年後に最高級の「樽(たる)発酵ナイトハーベスト」として発売される。

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