学んだ技術、証しを刻印 村山産業高生、14市町章の焼きごてと盾製作

2020/10/15 12:30
14市町章の焼きごてを製作した生徒たち=村山市・村山産業高

 村山産業高(青柳晴雄校長)機械科の3年生らが、課題研究の授業で村山地区の14市町章の焼きごてと盾を製作した。14日、村山市を皮切りに各市町を訪問してプレゼントする予定で、生徒たちは「高校で身に付けた技術を多くの人に見てもらいたい」と話している。

 焼きごてを製作したのは、井上斗弥(とうや)さん(17)堤侑樹さん(18)永岡優都さん(18)板垣未来さん(17)の4人。CAD・CAM(コンピューターを利用した設計・製造システム)でプログラムを作成し、NC(数値制御)工作機械で加工。6月に製作を始め、プログラミングなどのノウハウを生かして、約3カ月半で市町章・市町名とマスコットキャラクター、アマビエの計3種類を完成させた。盾は卒業生が在学中に製作したものでナラの木を使い、約40センチ四方の重量感あふれる力作を仕上げた。

 生徒たちはこの日、村山市役所を訪れ、志布隆夫市長に手渡した。志布市長は「本当にありがたい。いろいろな物に活用したい。今まで培ってきた力を将来につなげてください」と感謝の言葉を述べた。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各地のイベントが今年は中止に。4人は「ぜひ来年の祭りなどで木札に焼き印を施し、思い出づくりに役立ててもらいたい」と考えたという。井上さんは「失敗しながらも一生懸命取り組んできた。完成した時の達成感がたまらない。これからも学校で学んだ技をいろんな人に伝えたい」と笑顔で話していた。盾と焼きごては庁舎1階の市民ホールに展示する。生徒たちは同日、天童市と河北町にも贈った。

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