バレーボールVリーグ女子2部のシーズン開幕を前に、本県のプレステージ・インターナショナルアランマーレの選手らが12日、山形市の山形メディアタワーを訪れ、寒河江浩二山形新聞社長(山形新聞グループ経営会議議長)と懇談し、今季の躍進に向けた決意を語った。
北原勉監督やリベロの森寿実子主将ら選手・スタッフ約20人が訪問。6季目の指揮を執る北原監督は現在のチーム状況について「新型コロナウイルス禍の影響は大きかったが、全体練習ができない間も個人トレーニングを通して基礎的な技術、体力を十分に付けることができた」とし、「従前から守備を重視してきた一方、新加入選手の攻撃力も加わって総合力は高まっている」と紹介した。
昨季は11勝10敗で8チーム中5位となり、悲願のV1昇格はならなかった。2015年のチーム発足当初から在籍する森主将は「新型コロナによる実戦不足はどのチームも同じ。自分たちが目指すプレーをやり通し、何としても昇格を果たす」と力を込めた。
引き続き、県庁で吉村美栄子知事に面会して激励を受けた。チームは31日、長野県上田市でルートインホテルズとシーズン初戦を迎える。
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