自滅のモンテ、3失点 ホーム松本戦

2020/10/5 08:16
〈山形―松本〉前半、山形のFW渡辺凌磨(中央)が相手ゴール前に攻め込むが止められる=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第24節最終日の4日、各地で8試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で松本と戦い、1―3で敗れた。連勝は2で止まり、通算成績は7勝8分け9敗。順位は16位のまま。

 中3日の連戦で山形は先発4人を入れ替え、DF三鬼海が8試合ぶりに復帰した。前半は0―0で折り返し。後半4分にCKから先制点を奪われたが、同8分にFW中村充孝が中央への折り返しを左足で押し込んだ。一時同点としたものの、2分後にミスを起点に勝ち越し点、同30分には3点目を奪われた。

 このほか、福岡は9連勝で2位に浮上した。北九州との上位対決を2―0で制し、勝ち点46とした。北九州は同45で3位。4位の長崎は栃木に1―0で勝ち、9試合ぶりの勝利を挙げた。

 山形は次節の10日、同会場で琉球と対戦する。

 【評】山形は不用意なミスから失点し、3連勝を逃した。一度はFW中村充のゴールで同点としたが、連動したプレスに対し苦しい形のパスが続き、後半10分にショートカウンターから失点。同30分にもGK佐藤からのパスが相手に渡り、追加点を奪われた。

後方からの組み立て、ミス連発

 【青炎】自陣での目を覆いたくなるようなミスが失点につながり、勝機は遠のいた。目前にした3連勝に再び届かず、石丸清隆監督は「安い3失点を与えてしまった。これをやっていては勝てない」。戦術の柱である後方からのビルドアップ(組み立て)の乱れが痛恨だった。

 FW中村充孝の今季2得点目で追い付いたわずか2分後、不用意なミスを起点に勝ち越しを許した。敵のブロックに苦しんでいた右サイドで後ろへのパスが続き、DF陣は大きく蹴り出すタイミングを逸した。苦しい体勢からのパスが相手に渡ると、守備の形を整えられないままにシュートを打たれた。

 後半30分の3失点目も逆の左サイドで同じようなショートカウンターを食らう。組織だったプレスに苦しみ、最後方のGK佐藤昭大が近寄ってボールを受けたが、利き足ではない左足で蹴る形に。低くなったパスは相手FWに拾われ、結果的にダメ押し点を奪われた。

 指揮官が植え付けてきた「つなぐ形」は見えてきたものの、今回は的確な判断を欠き、松本に7試合ぶりの白星を献上する結果に。MF中村駿は「ビルドアップのミスから失点が増えているが、自分たちはやり続けないと良くならない。(つなぐことを)怖がって逃げることは違うと思う」。結果とスタイル確立を求めて修正を誓った。

得点へ貪欲さ足りぬ

 石丸清隆監督の話 ゴールへの貪欲さが足りず、相手の脅威となるプレーがなかったと思う。(主力のFW山岸祐也は)コンディション不良で今回は外した。ボールを大事にすることはチームの戦術。ミスは起きるが、準備を含めて自分たちがうまくなるしかない。

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