瓶の保管状況、4年間未確認 鶴岡・牛乳問題

2020/10/3 12:54

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 鶴岡市豊浦中の学校給食で出された牛乳瓶にネズミとみられる死骸が混入していた問題で、県庄内保健所は製造業者に対し、瓶の保管状況などの確認を4年間行っていなかったことが2日、分かった。県は指導計画で定めた検査が不十分だったとして同日付で各保健所に確実な実施を求める通知を出した。

 県食品安全衛生課によると、同保健所は問題の牛乳を製造・納入した鶴岡市の温海酪農協業組合に対し、年4回ほどの牛乳の品質検査に合わせ、施設の衛生管理面の立ち入り検査も行っていた。製造ラインや冷蔵保管の状態は確認していたが、瓶の保管状況やバックヤードは見ていなかったという。品質検査用の牛乳をその日の午前中に保健所に持ち帰る必要があり、十分な時間を確保できなかったとしている。

 県食品衛生監視指導計画では、食品製造・加工から食品流通・販売にいたる各段階において、乳処理業者はおおむね年1回以上、監視、指導するよう定めている。同組合に対する詳細な検査は、2016年度に業者が食品営業許可の更新を行った時が最後だった。

 同組合は予備の瓶を上面のない段ボール箱に入れており、隙間からネズミが入り、中で干からびたとみられる。

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