インフルワクチン、早めの接種を 県「計画的に」と呼び掛け

2020/10/1 11:11

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 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、今冬に備えた季節性インフルエンザのワクチン接種について国は、主に65歳以上の高齢者に対し、1日からの早めの接種を呼び掛けている。今冬は同時流行を見据えて需要が高まる可能性があり、県は「重症化を防ぐためにも、計画的な接種をお願いしたい」としている。

 県薬務・感染症対策室によると、国は今年、過去5年で最大量とする約6300万人分のワクチンを供給する予定だ。県は今後、県医薬品卸業協会を通じて今冬のワクチンの納入見通しを調べるが、国の方針に伴い県内でのワクチン供給も昨年と比べて1割ほど増える見通しという。

 1日からの優先接種の対象は重症化リスクが高いとされる65歳以上の高齢者に加え、60歳から65歳未満の慢性高度の心機能、腎機能、呼吸器機能の不全者など。26日以降は▽医療従事者(医師や看護師など)、65歳未満で基礎疾患(糖尿病や高血圧など)がある人▽妊婦▽生後6カ月から小学2年生―を目安としている。

 県内では昨年、インフルエンザの流行は12月下旬の患者報告数でシーズン初の警報が発令されたものの、その後は小康状態が続いた。新型コロナの感染拡大に伴い、同室は「予防策として手洗いやうがいが徹底され、収束が早かったのではないか」と分析する。

 同室の担当者は「新型コロナの感染が続くとみられる今冬に限り、ワクチン接種を検討する人も多いと思う。計画的な接種をお願いしたい」と話している。同室によるとワクチンは通常、接種後2週間から1カ月ほどで抗体ができるという。

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