庄内北前ガニ、従来基準は「特選」に 700グラム以上は通常ブランド

2020/9/26 09:26

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 県産ズワイガニ「庄内北前ガニ」の認定基準緩和を進めている庄内浜ブランド創出協議会は25日、従来基準によるものをトップブランド「特選」とし、700グラム以上の雄を通常ブランドとして取り扱うことを明らかにした。これにより流通量の増加が見込まれるほか、市場での知名度向上も期待される。

 庄内北前ガニは庄内地方沿岸で取れた雄のズワイガニで、昨年10月にデビューした。昨年度に定めた認定基準は▽出荷時に活ガニ▽重さ1キロ以上▽甲羅幅13センチ以上▽傷や足切れがない▽脱皮直後でなく、身が詰まっている▽漁期の10~1月に底引き網漁で漁獲―の6項目。クリアすれば漁獲日や漁船名を記載したタグを付けて出荷される。

 特選は今後もこの基準で出荷されるが、通常ブランドでは重さを飲食店などで引き合いのある700グラム以上に緩和し、甲羅幅の基準は不問にした。その他4項目の基準は特選と同様になっている。

 同協議会事務局の県水産振興課によると、庄内浜でのズワイガニの水揚げは昨季、雄だけで8トン、全体では13トン。庄内北前ガニとして出荷できたのは認定基準の厳しさなどから39匹(計46.7キロ)にとどまった。基準緩和により、昨季実績を元に想定される通常ブランドも含めた出荷量は5トン程度まで伸びる見通しだ。新基準は来月1日から適用される。

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