県内最古の五百羅漢像、修復着々 高畠の玉龍院

2020/9/24 22:02
県内最古の五百羅漢像の修復作業が慎重に進められている=高畠町金原・玉龍院 

 高畠町金原の玉龍院が所蔵する県内最古の五百羅漢像の修復作業が、同院で行われている。2016年に始まった作業は5年目を迎え、今年は最後の100体の修復を目指し、剥がれた塗装を直すなどして鮮やかな色をよみがえらせている。

 昨年まで約400体の修復が終わっており、今回は17~27日に実施される。24日には、木文研(東京都国立市)の岡田靖代表理事ら2人の専門家が、塗装が剥がれた部分に注射器で合成樹脂を入れて接着するなど、仏像の状態を確認しながら緻密な作業を進めていた。

 五百羅漢像は、京都の仏師・畑治郎右衛門(はたじろううえもん)が180年以上前に制作したとされ、一体ずつ異なる豊かな表情や色鮮やかな装飾が特徴。今後は台座や光背(こうはい)などとの組み合わせを照合しながら、21年までに完了させる予定。全作業終了後には特別公開や催しを計画している。

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