馬上の美技、流鏑馬披露・寒河江

2020/9/19 22:28
関係者のみで行われた寒河江八幡宮流鏑馬で疾走する馬上から矢を放つ射手=寒河江市

 鎌倉時代から伝わるとされる県指定無形民俗文化財「寒河江八幡宮流鏑馬(やぶさめ)」奉納が19日、寒河江市の寒河江八幡宮馬場で行われた。新型コロナウイルス感染防止のため無観客で実施したが、射手はコロナ収束への願いも込め、馬上からの妙技を披露した。

 射手は同八幡宮流鏑馬保存会の6人。この日は約180メートルの直線馬場に約50メートル間隔で設けた三つの的を射る「古式」が行われ、射手は馬の速度を上げながら素早く矢をつがえ、狙いを定めて矢を放った。

 三つとも当てる「皆中(かいちゅう)」を達成すると関係者から拍手が上がり、京参乗(きょうさぬり)と呼ばれる稚児から褒美の白い布が贈られた。各自3回ずつ行い、3回とも皆中だった阿部巧さん(37)=寒河江市元町2丁目、会社役員=は「来年はコロナが収束し多くの観客の皆さんに喜んでほしい」と話していた。

 無観客の一方、動画投稿サイト「ユーチューブ」で行ったライブ動画配信には「お見事!」など多くのコメントが寄せられていた。

 20日には午後4時から、「古式」に加え、3頭による着順で翌年の米の作柄を占う「作試し」の流鏑馬も行われる。動画は同市ホームページからサイトに移動し視聴できる。

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