厳かに「林家舞楽」 河北の谷地八幡宮

2020/9/19 22:16
1000年以上の歴史を誇る林家舞楽が奉奏された=河北町・谷地八幡宮

 河北町の谷地八幡宮(林保彦宮司)の神職を務める林家が門外不出として千年以上受け継いできた「林家舞楽」が19日、同八幡宮の例大祭で奉奏され、林宮司らが矛を手に勇ましく舞った。

 林家舞楽は860(貞観2)年に林家の祖で四天王寺(大阪)の楽人・林越前守政照(はやしえちぜんのかみまさてる)から伝わったとされる。例年は「谷地どんがまつり」の開幕日に合わせて行われているが、今年は新型コロナウイルス感染症対策で神輿(みこし)渡御や奴(やっこ)の巡演を中止とするなどまつりの規模を縮小し、林家舞楽も社殿内で無観客とした。

 雅楽の音色が響き渡る中、赤色で鼻の高い面をかぶり太刀を振るう「散手(さんじゅ)」、戦に勝利し喜ぶ王の姿を躍動感たっぷりに表現した「陵王(りょうおう)」、谷地中部小の児童が舞いながら舞台を駆け回る「抜頭(ばとう)」など7演目の奉奏があった。林宮司は「神様に楽しんでもらうと同時に、一日も早く平穏な日が訪れるよう願いを込めた」と話していた。

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