南陽市、避難所アプリ運用開始 混雑状況、スマホで確認

2020/9/19 12:57
スマートフォンで南陽市内の指定緊急避難所の混雑状況が把握できるようになった。迅速な避難による安全安心の確保が期待されている

 有事の際の迅速な避難につなげようと、南陽市は18日、スマートフォンを活用し、避難所の混雑状況などを把握できるWEB(ウェブ)アプリの運用を開始したと発表した。新型コロナウイルスの感染で3密(密閉、密集、密接)状態の回避が求められる中、避難所がすぐに満員となるケースも想定されるといい、効率の良い避難で市民の安全確保につなげる。市によると、同様のアプリの導入は県内自治体で初だという。

 WEBアプリは、職員が作成。市内全8地区の市指定緊急避難所29カ所を登録し、有事の際に配置された職員が1時間に1度程度、混雑具合を更新する。(1)避難可能です(0~80%程度)(2)大変混み合っています(80~95%程度)(3)ほかの避難所に避難ください(95%以上)―の3段階で表示するが、検証を重ね、より効果的なシステムになるように改善していく。

 先に九州地方を襲った台風10号では、避難所に多くの人が詰めかけ混乱する状況が発生したほか、避難所に入れないケースもあった。市はこうした状態を回避しようと、WEBアプリの運用を始めた。

 WEBアプリの利用は、無料通信アプリLINE(ライン)の市公式アカウントへの登録が必要。避難所の状況のほか、停電情報、列車の運休といった交通情報、気象情報なども掲載する。市は10月1日発行の市報やホームページで広報していく。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]