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「期待」「残念」県民の声 経済政策、子育て支援/女性、若手入閣少なく

2020年09月17日 08:14
菅義偉氏の首相指名を伝えるテレビを見詰める買い物客=16日午後2時13分、山形市・ケーズデンキ山形本店
 日本の新しいリーダーが16日、菅義偉氏に決まった。新型コロナウイルス対応と経済回復との両立、来年に延期された東京五輪の開催、地方創生など課題が山積する中、県民からは「雇用・経済政策に力を入れて」「子育てしやすい環境づくりを」と期待の声が相次いだ。新内閣の女性や若手の少なさを残念がる人も目立った。

 友人とコーヒー店に向かう途中だった山形市本町1丁目、自営業鈴木良子さん(50)は閣僚の再任や横滑りが多く「安倍政権をそのまま継承したような印象で、公文書改ざん問題などの解決は遠のいたと思う。(安倍前首相と比べて)外交面が心配」と厳しい。

 天童市南町3丁目、会社員竹内昭太朗さん(23)は「会員制交流サイト(SNS)を積極的に利用して、若い世代が政治に関心を持つようにしたらどうか。東京五輪を楽しみにしており、新型コロナ対策やワクチン開発に力を尽くしてほしい」と話した。

 新庄市内の医療機関を訪れた同市東谷地田町の主婦高橋和子さん(72)は「(秋田県出身の)菅さんとは地元が近いこともあり期待している」と応援する。閣僚の顔触れには「もっと若い人に譲ってもいいのではと思うが、安倍さんの急な辞任で仕方がない気もする」とうなずいた。

 鶴岡市山王町、会社役員阿部等さん(59)は仕事中に新内閣の顔触れを知った。「安倍前首相の辞任を受けた、コロナ禍という非常時の臨時的な組閣という印象」とし、「まずは現状を乗り切るために経験豊富な顔触れとしたのだろう。経済政策、雇用対策に力を入れてほしい」と願った。

 「派閥にとらわれない登用を期待していた。新顔や女性の入閣が少ないのは残念」と話すのは西川町間沢、自営業佐藤明希菜さん(27)。自民党総裁選で打ち出した不妊治療の保険適用を評価し「子どもができずに悩んでいる人は多い。期待させておいて適用されなければ余計にがっかりしてしまう。ぜひ実現してもらいたい」と要望する。

 米沢市のスポーツ少年団でサッカーを指導する、同市丸の内1丁目、消防士高橋清一さん(53)は子どもの数が年々減るのを肌で感じている。「働き方改革などを通して、安心して子育てできる環境づくりを推進してほしい。若い議員の意見を参考に、斬新なアイデアで政治に変化をもたらしてほしい」と新風を吹き込む采配を望んだ。
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