長岡(山形DC)が大会新V 競泳県選手権・女子100背

2020/9/1 13:43
〈競泳女子100メートル背泳ぎ〉1分2秒86の大会新をマークした長岡愛海(山形DC)=山形市総合スポーツセンター屋外プール

 競泳の県選手権は8月29、30日の両日、山形市総合スポーツセンター屋外プールと酒田市光ケ丘プールで男女の各種目を行い、女子100メートル背泳ぎで長岡愛海(山形DC)=山形五中=が1分2秒86の大会新をマークして優勝した。

大会新が続々

 男子は、伊藤康太(日大山形高)が100メートル自由形で52秒33、200メートル同では1分55秒01とそれぞれ大会記録を更新して2冠を達成。鎌上将大(山形中央高)も50メートルバタフライで25秒09、100メートル同で55秒74と2種目を大会新で制した。100メートル背泳ぎは高内愛斗(日大山形高)が大会記録を塗り替える58秒38で頂点に立った。400メートル自由形は佐藤隆成(鶴岡工高)が4分3秒37の大会新で1位となり、2位の佐藤隆晴(鶴岡三中)は4分4秒25で県中学記録を更新した。大会結果は31日に公表された。

【スポット】光る安定感、慢心なし

 高い潜在能力を示した。女子100メートル背泳ぎの長岡愛海(山形DC)=山形五中=だ。屋外のレース環境やコロナ禍での調整不足に苦しみつつ、昨年の全国中学校体育大会で同種目を制した際のタイムに匹敵する1分2秒86をマーク。大会記録を塗り替え、頂点に立った。それでも、高みを目指す14歳は「悔しい。もっと好記録を狙っていた。気持ちを切り替えて強化に励む」と浮かれた様子を見せず、さらなる飛躍を誓った。

 日差しの影響に加え、視線の先に目印がないため方向感覚を保つのに苦労したが、持ち前の力強いキックから生み出されるスピードでロスをカバー。昨年の全中でマークしたタイムには0秒03届かなかったものの、苦境の中で大崩れしない安定感が光った。

 新型コロナウイルスの影響でモチベーションが下がり調子を落としたが、プールが使用できない期間も筋力や心肺機能を維持するトレーニングを継続、気持ちを高めて臨んだ。高橋真コーチは、困難に直面しながら全国の頂点も狙える記録をマークした教え子に「非常に真面目な性格。時間はかかったが、ようやく本来の力を取り戻してきた」と目を細める。

 レベルアップに向け、加速力や持久力の強化を掲げる。「課題は多いが、まだまだ成長できるはず。日本選手権やジャパンオープンなど全国トップの大会でしっかり結果を出す選手になりたい」。向上心は尽きない。

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