段ボール製簡易ベッドを開発 上山のエスパック

2020/8/31 21:44
エスパックが開発した段ボール製簡易ベッド「クイックベース」=上山市

 段ボール箱製造のエスパック(上山市、佐藤敬一社長)は、段ボール製簡易ベッド「クイックベース」を開発した。1~2分程度で簡単に組み立てられ、畳んでコンパクトに収納できるほか、何度でも利用できるのが特徴。災害時の避難所など防災用のほか、家庭でも活用できるようにした。

 段ボール製ベッドは感染症予防や防寒に効果があるとされ、雑魚寝が多い避難所環境の改善に向け、全国で活用の動きが広がっている。同社は「通常の段ボール製ベッドは多くの箱が必要で、完成までに手間がかかるといった課題がある」として「組み立てが簡単」「たためる」「安価」をコンセプトに、2カ月半ほどかけて開発した。

 サイズは縦196センチ、横98センチ、高さ37センチで、通常のシングルベッドのマットやシーツが使える大きさ。梱包(こんぽう)の段階であらかじめ土台を格子状に組み立てるなどパーツを六つに抑え、「二つの土台パーツを広げる」「連結パーツでつなげる」「天板パーツをかぶせる」の3ステップで完成できるようにした。大人が長期間使っても十分耐えられ、身の回りの小物なども収納できる構造になっている。

 1台5478円で2台から販売する。別途送料と梱包代が必要。全国の自治体に売り込み、問い合わせも届いているという。同社は「災害時だけでなく、単身赴任や進学で1人暮らしをする人、来客用など家庭でも使える。土台パーツ一つでテーブルにもなるなどアイデア次第で活用方法が広がるので、多くの人に関心を持ってもらえるようにしていく」と話す。問い合わせは同社023(673)1155。

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