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県内6月の求人倍率1.06倍、下降続く 1.0倍台は13年11月以来

2020年08月01日 12:35
 山形労働局が31日発表した県内の6月の雇用情勢によると、有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.04ポイントダウンの1.06倍だった。1.0倍台まで落ち込むのは2013年11月以来6年7カ月ぶり。前月に比べて下げ幅は落ち着いたものの、下降が続く。同労働局は「新型コロナウイルスが雇用に与える影響に注意を要する状態にある」との判断を継続した。

 有効求人数(同)は1万8599人で前月比0.5%減と4カ月連続の減少、有効求職者(同)は3.6%増の1万7557人で2カ月連続で増えた。正社員有効求人倍率は(原数値)は0.82倍で前年同月を0.27ポイント下回った。

 新規求人数(パートタイム含む全数、原数値)は7581人で前年同月比19.0%減、18カ月連続で減少している。新型コロナで経済情勢が悪化したことに加え、先行きの見通しが立てられないことなどから求人を控える動きは続き、製造業は33.9%減、宿泊・飲食サービス業で34.1%減、人材派遣などのサービス業で34.3%減など全業種でダウンした。派遣業のみで見ると6割ほど減少しているといい、製造業の求人減が影響している。一方、季節調整済みの新規求人数は5月に比べて増加した。

 解雇など事業主都合の離職者(原数値)は796人で前年同月より60.2%増えた。自己都合の離職者は8.7%増えており、職場の休業期間中に収入が減ったり先行きに不安を感じたりし、自ら辞めるというケースもあるという。失業給付の受給者は4219人で前年同月比20.6%増。

 同労働局は「新規求人が前月より増えているという若干明るい要素はあるが、再び感染が拡大しており、今後どうなるか予断を許さない状況だ。雇用調整助成金の活用と雇用維持を呼び掛けていく」とする。

 ハローワーク別の求人倍率(原数値)は鶴岡1.29倍、山形1.16倍、酒田1.11倍、新庄1.00倍、長井0.98倍、村山0.85倍、寒河江0.80倍、米沢0.71倍だった。全国の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.09ポイントダウンの1.11倍、正社員有効求人倍率(原数値)は前年同月比0.03ポイント低い0.81倍だった。
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