Welcome!庄内弁の世界 酒田の加藤さんが英語で解説、動画配信

2020/7/31 12:13
英語で庄内弁を教える動画を収録する加藤夕佳さん=庄内町・清川歴史公園

 酒田市の英語講師加藤夕佳さん(34)が、外国人向けに英語で庄内弁を紹介する動画を配信している。これまで約50の方言を、身ぶり手ぶりを交えて解説。22日には庄内町の清川歴史公園で収録するなど、庄内地域のさまざまな場所で撮影しており、観光振興にも役立ててもらおうとしている。加藤さんは「できれば100本は作りたい」と意欲を燃やしている。

 米国やイタリアでの留学経験がある加藤さんは、2016年に神奈川県からUターンした。現在は英会話教室を営む傍ら、酒田エフエム放送ハーバーラジオで「ワンポイント英会話」のコーナーを担当している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で授業がオンラインに切り替わったことや、知人の英国人から「あなたのラジオを聞いて庄内弁を勉強している」と言われたことを機に、今回の配信を思い付いた。

 「Welcome(ウエルカム) to(トゥ) yoideneh(ヨイデネ) shonai(ショウナイ) dialect(ダイアレクト) lesson(レッスン)(ようこそ、よいでね庄内方言講座へ)」。動画は毎回、加藤さんのこのせりふからスタートする。「よいでね」は「難しい」の庄内弁だ。22日の収録では、清川関所の入り口で2人が先に入るのを譲り合い、「じぎしねで(遠慮しないで)」を表現。畳に寝そべって「へやみこぎ(怠け者)」なども解説した。朗らかな表情で台本なしの自由な収録が行われた。

 これまで取り上げた庄内弁は「びっき(カエル)」「やばち(ぬれて冷たく、気持ち悪い)」「おがる(成長する)」など。両親や近所の人が話す言葉を録音して気になったものをピックアップしている。酒田市大沢地区や離島・飛島、同市の若葉旅館、庄内町の月の沢温泉「北月山荘」などをロケ地に選んだ。加藤さんは「庄内地域の施設や土地の美しさに気付いてほしい」と話していた。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。加藤さんのアカウントはyucaroni

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