県内で記録的豪雨、2000人超避難 県が災害対策本部を設置

2020/7/29 07:20
最上川の水があふれ、住宅が床上浸水した=28日午後4時9分、大江町左沢

 県内は28日、梅雨前線や低気圧の影響で広い範囲で豪雨に見舞われた。県のまとめなどによると、大江町や大蔵村などで河川が氾濫し、家屋や施設35棟以上が床上・床下浸水した。西川町と朝日町で土砂崩れにより道路がふさがれ集落が孤立した。「災害発生情報」を発令した中山町を含め、29市町村で避難指示・勧告・準備が出され、本紙の集計では少なくとも2千人以上が避難した。県は災害対策本部を設置した。

 山形地方気象台によると、主な地点の12時間降水量(午後5時まで)は、長井164.5ミリ、上山市中山が141.0ミリと観測史上最大となったほか、鶴岡市荒沢、大蔵村肘折、山形、東根、村山、飯豊町高峰で7月の観測史上最大を更新した。

 大江町では最上川と月布川が氾濫し、住宅20棟以上が床上・床下浸水し、果樹畑も濁流に飲まれた。大蔵村では肘折の銅山川があふれ、数軒が床下浸水。上山市総合子どもセンター「めんごりあ」には川や排水路からあふれた水が流れ込み、屋内遊び場が浸水した。寒河江市では民家の車庫が崩れた土砂で流された。

 ほかにも各地で道路の冠水や斜面の崩落、鉄道の運休も発生し、県民生活に多くの影響が出た。

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