頭にぴったり、マスクバンド 山形の皮革職人・塚野さん製作、販売

2020/7/17 14:34
マスクのひもを後頭部で固定する牛革マスクバンド=山形市

 頭の形になじむ牛革マスクバンドで、マスク装着時の耳の痛みを軽減―。山形市鉄砲町2丁目で革工房「kiwami(きわみ) leather(レザー)」を営む塚野和人さん(42)が、マスクのひもを後頭部で固定するマスクバンドを作っている。元々は端材を使って製作し、医療従事者らに無償で提供していたが、口コミで人気が広がり材料が底をついたため、専用の革を仕入れて一般向けに販売を始めた。

 医師の知人や学童保育指導員の妻らが「耳の周囲がマスクのひもで擦れて痛む」と悩んでいたのがきっかけ。新型コロナウイルスの感染予防として仕事柄、マスクを長時間身に着ける医療従事者や教育、保育の現場で働く人たちにプレゼントとしようと、5月に作り始め、約300個提供した。

 マスクバンドは素朴な風合いの国産牛ヌメ革などを使った手作りで、長さ10センチ、幅2センチの長方形のバンド2本をスナップボタンでつないだ形状。両端の切れ込みにひもをひっかけ、後頭部で固定する。サイズ調節ができ、着脱も簡単だと好評だ。

 端切れが追いつかなくなった今、販売に切り替えたが、全国各地から注文があるという。塚野さんは「悩みを抱える人が少しでも楽になれば」と話す。生成りや赤、緑、紺、茶など全11色で、1個1500円。

牛革で作ったマスクバンド

 山形市十日町3丁目のうさちゃんクリーニング十日町店、同市東原町3丁目の美容室「ラキ・ヘアー」、ハンドメード商品の販売サイト「クリーマ」で購入できる。問い合わせは同社ホームページ(https://kiwami-leather.work/)で受け付ける。

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