【モンテ】ちぐはぐ3失点 群馬に2-3で敗れる

2020/7/16 09:52
〈山形-群馬〉後半、相手ゴールに迫る山形のFW高橋潤哉(右から2人目)=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第5節の15日、各地で11試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で群馬と対戦し、2―3で敗れた。通算成績は1勝2分け2敗。順位は16位タイに下がった。

 中3日の連戦となり、山形は先発3人を入れ替えた。前半17分にミドルシュートを防げずに失点。6分後に追加点を許し、同35分にFW中村充孝が今季初ゴールを決めた。しかし、同41分に3失点目を喫した。前掛かりな陣形に変更した後半、ロスタイムに初出場のFW高橋潤哉が1点を返した。

 このほか、長崎は琉球と1―1で引き分け、大宮は0―1で栃木に敗れて、ともに開幕からの連勝が4で止まった。

 山形の次節は19日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで新潟と戦う。

【評】山形は前半の3失点で勝機を逸した。ビルドアップは中央へのパスコースを遮られた上、サイドで一気に詰め寄られ、自陣でボールを失った。2失点目はミスから自滅。後半は4バックに変え、前掛かりな陣形を取ったが、試合終盤まで得点機を増やせなかった。

【青炎】消極姿勢、ミスから自滅

 ミスと消極的姿勢でリードを奪われ、ちぐはぐ感を拭い去れないまま敗戦した。J3から再昇格した相手に初勝利、初の勝ち点を献上し、石丸清隆監督は「攻守で受け身になり、前半に取り返しの付かない3失点を喫した」と敗因を口にした。

 今季初となる中3日の試合間隔で、一つの注目点だったのは先発の布陣。前節から3人を変更し、2トップの一角にFW中村充孝、左右のウイングバックにMF三鬼海とMF加藤大樹を入れた。立ち上がりに彼らを中心に得点機をつくったが、直前に雨が強まった試合環境を相手に生かされた。前半17分、敵のMF宮阪政樹に低い弾道のミドルシュートを放たれる。ボールはGK佐藤昭大の前で一度弾み、勢いを加速してネットを揺らした。

 さらに自陣深くでビルドアップ(組み立て)のボールを奪われ、6分後に失点。一度は中村充の移籍後初得点で反撃の姿勢を見せたが、守備の甘さが目立った。クロスを送る相手へのプレスは遅れ、同41分、試合の流れを大きく左右する3度目の失点。この時点で試合をひっくり返すことは容易ではなかった。

 指揮官が「少しの光」として挙げたのは、後半ロスタイムの1点。1年目でデビュー戦初得点のFW高橋潤哉は「(個人として)1点は次につながる。リーグ戦を長い目で見て次戦に臨みたい」と前を向いた。

悪循環に陥った

 石丸清隆監督の話 ホームでやってはいけない試合。僕の責任で申し訳なく思う。精神的に消極的になり、プレスに押し込まれるという悪循環に陥った。メンバーを入れ替えたことで大きな影響はなかったが、ちょっとした意思疎通のずれがあった。引きずらないように心のケアをしなければいけない。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]

県内ニュース最新一覧

[PR]