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県警巡査、大麻購入疑いで逮捕 犯行当時19歳、寒河江署勤務

2020年07月14日 08:22
大麻取締法違反の疑いで逮捕された巡査の男が所属している寒河江署=寒河江市
 県警は13日、大麻取締法違反(譲り受け)の疑いで、寒河江市の巡査の男(20)=犯行当時19歳=を逮捕した。関係者によると、男は寒河江署地域課所属で交番に勤務している。「自分で吸うために買った」と容疑を認めている。

違法薬物、県警察官を初摘発
 県警監察課によると、記録が残る2001年9月以降で、県警警察官が違法薬物で摘発されるのは初。

 逮捕容疑は今年4月下旬、山形市で知人男性から若干量の乾燥大麻を有償で譲り受けた疑い。

 巡査の男は19年4月に拝命し、今年1月に同署に配属された。違法薬物の捜査をしていた天童署が6月下旬、男が大麻を譲り受けたことを示す資料を見つけ、7月上旬から自宅などを家宅捜索するとともに事情を聴いていた。県警は入手経路や吸い始めた時期などを調べている。

 県警を巡っては昨年12月に男性警視(当時)が百貨店で万引をして逮捕されたほか、今年5月には後輩にパワハラをした村山署員3人が強要や暴行の疑いで書類送検されるなど、不祥事が相次いでいる。

 水田潔首席監察官は「社会を挙げて薬物乱用防止に取り組む中、現職警察官が逮捕されたことは誠に申し訳なく、県民の皆さまに深くおわびする。職員に対する指導をさらに徹底し、信頼回復に一層努める」と語った。

汚染、捜査の現場まで
 入手のしやすさなどから若者を中心に全国的に拡大が懸念されている大麻汚染は、その捜査を担う県警の若手警察官までむしばんでいた。

 警察庁のまとめでは、全国の大麻事件の摘発人数は15年の2101人から19年には4321人と2倍以上に増加した。うち6割は20代以下だ。県警による摘発人数も14~18年は10人未満で推移し、19年は15人と前年の3倍に。今年は6月末までに4人を摘発している。容疑者の平均年齢(14~18年)は26.4歳と若い。

 巡査の男は昨年4月に任官し、今年1月に一線に配属されたばかりだった。県警幹部は「無念としか言いようがない。不祥事が続いていたが、薬物事件は衝撃が違う。県民の信頼を取り戻すには時間がかかるだろう」と怒りを押し殺すように語った。

男性巡査部長に罰金の略式命令―パワハラで山形簡裁
 後輩を殴るなどのパワハラをしたとして暴行の罪で山形区検に略式起訴された男性巡査部長(36)に対し、山形簡裁は13日までに、罰金10万円の略式命令を出した。

 山形地検などによると、巡査部長は今年2月21日午後9時20~50分ごろの間、村山市内の飲食店などで、後輩の胸ぐらをつかみ頭を数回殴った上、足払いを掛けて転倒させたとしている。命令は6日付。13日までに納付は確認されていない。
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