コレラ流行時の印判見つかる 遊佐・鳥海山大物忌神社

2020/7/9 21:22
遊佐町の鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮で見つかった印判と、頒布しているお守り

 明治初期に国内で流行したコレラの収束を祈願して作られたとみられる印判が、遊佐町の鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮で見つかった。同神社では、新型コロナウイルス感染症の収束を願って、当時のように、この印判を押したお守りを参拝者に販売している。

 今年5月下旬、神職数人が倉庫で作業中、古い社務日記を見つけた。「明治13年6月27日」のページに「鳥海山疫病除御守」の印が押されていた。日記の近くには縦5センチ、横1センチほどの印判もあった。筆で書かれていた内容は読解できなかったが、当時の出来事を調べたところ、飽海郡でコレラの感染が拡大していたことが分かった。

 印判は当時の神職らが、コレラの収束を願って作ったとみられ、新型コロナウイルスに対しても、同じご加護を得ようと、この印判をそのまま使用したお守りを復刻させた。高橋広晃宮司(65)は「新型コロナウイルス感染症が拡大しているタイミングで見つかったのは何か縁がある。無事収束するはずだ」と話した。お守りは初穂料500円で、郵送も受け付けている。問い合わせは同神社0234(77)2301。

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