県、高齢者施設に緊急通知 早急な避難確保計画の作成

2020/7/7 14:18

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 熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」の入所者が豪雨による浸水被害で犠牲になった事態を受け、山形県は6日、県内の高齢者福祉施設の管理者に対し、避難経路の点検や早急な避難確保計画の作成などを緊急通知した。

 熊本県南部を襲った豪雨災害では球磨川支流近くにある千寿園が浸水し、14人の入所者が死亡した。

 通知は同日夕、特別養護老人ホームやグループホームなど約2400カ所にメールで行った。高齢者福祉施設の入所者は自力での避難が難しいため、県は非常時に備えた対策強化を求めた。具体的には(1)避難確保計画による避難誘導などの人員確保(2)最寄りの避難所までの経路点検(3)定期的な避難訓練の実施―の3項目。

 避難確保計画は、水防法などに基づき、浸水想定区域や土砂災害警戒区域内の福祉施設などに義務付けられている。県は円滑な避難につなげるため、まだ計画を作っていない施設には、市町村と協議して早急に作成するよう要請した。

 県長寿社会政策課は「災害に備えた準備を怠らず、各種対策の強化、徹底を急いでもらいたい」としている。

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