肘折人力車、待ってました! コロナ影響、大蔵でようやく走り初め

2020/7/6 21:35
園児を乗せてゆったりと走る佐藤則夫さんの人力車=大蔵村・肘折温泉

 大蔵村の肘折温泉で6日、「肘折人力車」の今年の走り初めが行われた。新型コロナウイルスの影響で例年より2カ月半ほどずれ込んだが、待ちに待った肘折名物の登場とあって、盛り返しを期すムードが温泉街に漂った。

 人力車を引くのは、23年目となる地元の佐藤則夫さん(82)。「コロナのため迷いもあったが、多くの人の励ましで勇気をもらった」と話す。簡素化したセレモニーの後、肘折保育所の園児を2人ずつ乗せ、温泉街をゆったりと走り抜けた。大勢の温泉客が手を振って歓迎し、「いつもの光景が戻った」と笑顔を見せる人もいた。人力車は11月半ばまで運行され、30分(2千円)と50分(3千円)のコースがある。各旅館や肘折いでゆ館で受け付けている。

 肘折温泉の旅館・ホテルは約1カ月の休業を経て5月下旬に再開した。村観光協会の木村裕吉会長(63)は「客足は少しずつ回復基調にある。肘折は元気に頑張っており、多くの人に訪れてほしい」と話している。

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