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成長刻み前へ~後輩へ思い託し引退 地区総体中止受け尾花沢中で引き継ぎ式

2020年07月04日 12:11
3年生が元気いっぱい歌を歌い、1、2年生に思いを伝えた部活動引き継ぎ式=尾花沢市・尾花沢中
 新型コロナウイルスの影響で、県内11の中学校体育連盟のうち田川、最上両地区を除く9地区で中学総体の中止が決まり、多くの3年生は公式戦を戦わず、失意の中で部活動の引退を迎える。それでも、一心不乱に部活に打ち込んだ思いや流した汗から得たものは大きく、後輩たちに受け継がれる。

 尾花沢中(小野博史校長、313人)では3日、地区総体の代替大会がない3年生108人の引退の節目にしようと、部活動引き継ぎ式が行われた。水泳、野球、ハンドボール、バレーボール、サッカー、剣道、卓球、陸上、総合、芸術、吹奏楽の3年生がユニホームや体育着姿で体育館に入場。小野校長が「長い歴史の中で初の引き継ぎ式。部活動を通した成長を振り返り、進路実現に向けたスタートラインにしてほしい」とあいさつした。

 3年生は「大会がなくなり非常に悔しい」「指導してくれた先生、送迎してくれた保護者に感謝したい」などと思いを語り、円陣を組んだり、下級生にエールを送ったりした。

 野球部の有路栞太(かんた)さん(14)は「大会がなくなると聞き努力が無駄になると思ったが、その後の交流試合ではいい結果を出せた」と笑顔。陸上競技部の熊谷蓮さん(14)は「みんなと仲良く練習できたことが一番の思い出。後輩には地区で男女総合優勝を目指してほしい」とし、吹奏楽部の成田詩音(しのん)さん(14)は「県大会を目指してきた。悔しいけどいい形で終われたので、進路に向けて頑張りたい」と前を見据えた。

 佐藤雄一県中体連会長は「県総体などを中止しなければいけなかったことは本当に残念だった」とし「記録には残らないかもしれないが、今までの頑張りをしっかりと記憶にとどめ、自信を持って将来へ歩み出してほしい」と語った。
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