県内ニュース

“科学の甲子園”最高賞に米沢興譲館 設計に工夫、独創性が評価

2020年07月04日 09:53
台車の上を台車が滑るというアイデアで優秀賞に輝いた生徒たち=米沢市・米沢興譲館高
 高校生が科学の知識や技能を競う科学の甲子園全国大会のプレゼンテーション書類審査で、米沢市の米沢興譲館高(柿崎悦子校長)が、千葉県の高校と並び最高賞の優秀賞に輝いた。新型コロナウイルスの影響で中止となった大会の代替審査で、休校期間中もオンラインで実験を重ねた生徒たちの努力が実を結んだ。

 昨年10月、当時の2年生から選抜された8人のチームが県大会でトップの成績を収め、今年3月にさいたま市で開かれる全国大会で、筆記と3つの実技種目で順位を競う予定だった。都道府県の各代表が競う本大会は中止となったが、主催する科学技術振興機構(JST)は、全国の生徒たちが既に予備実験に取り組んでいた事前公開課題の実技1種目について書面による審査を行った。審査は全国22校が対象となった。

 競技内容は、与えられた素材で電子回路を組み込んだ台車を制作し、制限時間内にコースを往復しながら運んだブロックの量を競うもので、高く積んだ荷物を崩さずに発進、停止させる慣性制御の発想がポイントになる。ゆっくり停止させるために電子回路を工夫する学校が多い中、同校は約1メートルの長さの台車の上に、レールと小型台車を設置した。これにより、急ブレーキがかかっても小型台車がレール上を滑ることで慣性を抑えることができ、独創的なアイデアが高く評価された。

 臨時休校の期間はキャプテンの安部央人(ひろと)さん(17)が家で台車を制作し、インターネット上で通話しながら実験を重ね、プレゼンテーションシートを作成した。安部さんは「みんなで意見を出し合い、休校期間も努力したことが評価されてとれもうれしい」と笑顔で話していた。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2020年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2020年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から