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県内お中元商戦が本格化 県特産品など充実、大沼利用客に狙い

2020年07月04日 08:52
県内でお中元商戦が本格化。各店は破産した大沼の利用客取り込みを目指し、品ぞろえ、サービスを充実させている=山形市・エムアイプラザ三越山形店
 県内各店でお中元商戦が本格化してきた。今年は新型コロナウイルスの影響を受けるほか、長く商戦をけん引した百貨店・大沼(山形市)が破産によって閉店し、初のお中元シーズン。出足は鈍いものの既に売り上げを伸ばしている店があり、各店は大沼利用客の獲得に狙いを定める。

 百貨店が出店している2店は、高価でも高品質な百貨店向け商品を求める客を取り込もうと力を注ぐ。

 仙台三越(仙台市)が運営し、山交ビル(山形市)1階に店を構える「エムアイプラザ三越山形店」は今年初めて、本県の特産品9点をお薦め商品としてピックアップ。特設コーナーやカタログで県産の焼き肉用とみそ漬けの米沢牛、つや姫、麦切り、果物の詰め合わせ、和菓子、薫製卵、ワイン、日本酒をPRしている。同店の鈴木孝浩支配人は「贈答品は地場産品の人気が高い。県産品を用意することで、今まで大沼を利用し、注文の場を失ったお客さまの需要に対応する」と狙いを明かす。

 ほかにも宮城県の特産品や三越ブランドの名産品など約千品目が注文でき、定番のビールなどが人気。大沼から流れてくる来店客の増加を見込み、注文カウンターは昨年より増設して5ブースを設け、新型コロナ対策としてスペースにもゆとりを持たせた。鈴木支配人は「注文は既に昨年より2割ほど増えている。3密対策を徹底しながら、お客さまの幅広いご要望に応えたい」と話した。特設コーナーは8月3日まで。

 藤崎山形店(山形市)は7月30日まで特設コーナーを設置している。仙台の本館で注文可能な商品は山形店でも注文でき、約1900品目を用意。今年は注文承り用のパソコンを2台から3台に増設した。担当者は「作業効率アップを目指したほか、大沼の閉店により来店客の増加が見込まれたため」と説明。引換券や特典付きの折り込みチラシを山形市などで配布し、大沼顧客にPRする。

 イオン東北はイオン、マックスバリュなどの県内31店でお中元商品を扱う。大型店では8月8日まで特設コーナーを設けている。カタログには約2千品目を掲載し、果物やプライベートブランド品、ブランドスイーツが目玉。例年3200円前後の商品が人気だ。

 今年は最大半額や電子マネー「WAON(ワオン)」還元などお得感の高い商品が人気。近年は需要に応じ高価格帯の商品も取りそろえ、広報担当者は「大沼の利用客にもご満足いただける内容」と語る。
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