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温泉から「ゆどのの山塩」 鶴岡・朝日地域で開発、苦味少なく後味すっきり

2020年07月02日 10:46
かたくり温泉ぼんぼの源泉水から製塩した「ゆどのの山塩」
 鶴岡市朝日地域のあさひむら特産品開発協議会と、かたくり温泉ぼんぼ管理運営組合は1日、温泉水から製造した「ゆどのの山塩」を報道陣に公開した。地域資源を活用した商品として7月中の販売を予定している。温泉水から作った食塩商品は全国的に少ないといい、地域の産業振興と同温泉のPRに役立てる。

 ゆどのの山塩のブランド名で「生まれかわりの塩」「たべる温泉」の2商品を用意。成分は同じで、瓶入り50グラムを千円前後で販売する予定。出羽三山神社限定の清め用の塩も手掛ける。産直あさひ・グーと連携し、地元食材と組み合わせた食品開発も進める。

 温泉水300リットルから約5キロを製塩できるという。源泉からくみ上げ、4日間かけて平釜で濃縮。蒸気で熱することで成分の変化を抑え、浮遊・沈殿するカルシウムなどを取り除いて純度を高めている。海水塩と比べて苦味が少なく、すっきりした後味が特徴という。

 かたくり温泉は塩分濃度が高く、設備に付着した結晶などをヒントに同組合の渡部厳理事長(78)が商品化を思いついた。地元で製造できないかを同協議会の宮崎正会長(70)に相談し、昨年8月に新会社「みやま湯殿の山塩」を設立して準備してきた。宮崎会長は「健康志向の需要にも応えたい」と話す。問い合わせは同社0235(58)1020。
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