県内ニュース

あす7月1日からレジ袋有料化 県内の受け止め、心配や理解示す声

2020年06月30日 07:25
PR
 7月1日から全ての小売り事業者にレジ袋の有料化が義務付けられる。県内では複数店舗を展開するスーパーなどでは実施済みだが、ホームセンターやドラッグストア、コンビニエンスストアでは新たに取り組む所が多い。各店舗では周知に努める一方、スタート当初のトラブルを心配する経営者も。有料化に関し、買い物客からは「環境のために仕方ない」と理解を示す声が聞かれた。

 有料化は容器包装リサイクル法の関係省令の改正に基づく。バイオマス素材の配合率25%以上の袋などは対象外で、全国に店舗を展開する牛丼チェーンの吉野家や日本マクドナルドは無料配布を続ける方針を示しており、小売店によって対応が分かれている。

 県内にも店舗があるホームセンターのダイユーエイト(福島市)と、ドラッグストアのツルハ(札幌市)は、環境に優しい素材に随時切り替えながら有料化する。ダイユーエイトは3円と5円、ツルハは2円、4円、9円と、袋のサイズ別に価格を設定し、店頭表示などで周知している。両社の担当者は「既に多くの企業が有料化しているので、浸透は早いのでは」と見通す。

 有料化は街の酒店なども例外ではない。山形市城南町1丁目の金森酒店では3円と5円の袋を用意し、マイバッグの販売も始めた。専務の金森千澄さん(54)は「今後はマイバッグや段ボール箱を持参する人が増え、レジ袋の利用は減るだろう」と予想した。

 一方、山形市にある大手チェーンのコンビニは有料化を店頭ポスターで告知しているが、経営者の男性は「あまり周知されていない」と話す。有料化を知らずに訪れる酔客らとのトラブルも心配で、マイバッグの持参が増えることによる衛生面の不安もあるという。コンビニでは会計の際、店員が客のマイバッグに袋詰めすることが多いためだ。ただ、おにぎりやガム1個のために大きい袋や複数の袋を求める客もおり「有料化で抑止につながるのでは」と期待する。

 萩原靖倫さん(38)=山形市上町4丁目、大学助教=は「環境のためには仕方ない。リュックに入る分は袋なしで買おうかな」と理解を示す。コンビニを利用した佐々木崇吏さん(22)=同市松波、会社員=は「普段からレジ袋の代わりにかばんを使っている。有料化しても影響はない」ときっぱり。山下孝治さん(22)=同市五日町、会社員=は「レジ袋に入れたごみをポイ捨てしているのを見たことがある。有料化でこうしたケースが減るのではないか」と話した。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2020年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2020年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から