サクランボ食べ放題が好評 寒河江温泉協同組合、半額企画で客足戻る

2020/6/23 09:31
サクランボの食べ放題を楽しむ宿泊客=寒河江市・ホテルシンフォニーアネックス

 サクランボの食べ放題やバラ風呂の宿泊プランを半額で楽しめる、寒河江市の寒河江温泉協同組合(安孫子浩智理事長)の「『特×得』キャンペーン」が好評だ。7月11日までの期間限定だが、今月19日時点で既に想定の2千人を上回る3264人の予約があり、宿泊客数が例年並みまで回復する見込みだという。

 キャンペーンは新型コロナウイルスの影響で苦境にある寒河江市内の旅館と特産のサクランボをPRしようと、市観光キャンペーン推進協議会(会長・佐藤洋樹寒河江市長)の助成を受けて実施している。連泊の場合は1泊のみが対象で、1万円を上限に宿泊費の半額を補助。加盟旅館8施設で夕食または朝食のデザートとしてサクランボの食べ放題を、7施設で市内産のバラ風呂を楽しめる。

 同市のホテルシンフォニーアネックスでは20日、30室が満室となった。工藤良一総支配人は「キャンペーンがきっかけで客足が戻ってきた。想定以上だ」と話す。バラ風呂で一汗流した後で夕食の会場に訪れた宿泊客たちは、テーブルに盛られた佐藤錦を見て笑顔。月山スキー場で滑走を楽しんできたという大阪市北区、公務員伊藤泰充さん(54)は「月山から近くて価格も手頃だ。佐藤錦は甘みと酸味のバランスが良くておいしい」と満足した様子だった。

 今後はキャンペーン終了後の集客が課題となる。安孫子理事長は「豊富な特産のフルーツや芋煮など地産地消と組み合わせたプランを考え、観光客にPRしたい」と話した。

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