県内ニュース

手負いのフクロウ、無事治って 新庄、鳥獣保護管理員の松田さんが保護

2020年06月07日 10:59
フクロウは右の羽がえぐれている
 鳥獣保護管理員をしている新庄市角沢、農業松田信行さん(77)宅で、幼いフクロウが保護されている。松田さんはその愛くるしさに目を細める一方、羽を負傷していることから「無事に治って野生に戻れるだろうか」と案じている。

 5月22日、最上町沢原地区でカラスに襲われていたフクロウを保護した人が新庄市の県最上総合支庁に届けた。同支庁は同日、最北野鳥救護所に指定されている松田さん宅に救護を依頼した。フクロウは巣立ちをしようとしたところ地面に落ち、襲われたとみられている。

 右羽をむしられ、骨が見えるなどのひどい状態で松田さん宅にやってきた。ほとんど動けない状態だったが、妻アエ子さん(78)と共にカエルやタニシなどを与え、献身的に介抱。20センチくらいだった体長が、現在は一回り大きくなった。好物は牛の赤身肉で、「高い肉が好きみたい。保護していると、だんだん懐こくなる」と松田さん。

 フクロウのけがは回復傾向にあるがまだ飛べないため、このまま野に放すとキツネやタヌキに食べられてしまう可能性が高い。とはいえ、人間の手で育て続けるのも、野生に戻れなくなる可能性が高くなり好ましくない。「いかに早く野生に戻すかが大事。このまま無事に治ってくれればいい」と話している。

 野生の猛禽(もうきん)類は鳥獣保護管理法により、都道府県の許可なく捕獲したり飼育したりすることは禁じられている。

保護されたフクロウを見つめる松田信行さん=新庄市角沢
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2020年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2020年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から