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サクランボ本番、守れ“赤い宝石” 被害ゼロへ巡回強化

2020年06月06日 10:27
盗難被害を防ぐため、サクランボ農園をパトロールする生産者と警察官=4日夜、山形市漆山
 サクランボの収穫シーズンが本番を迎える6月。この時期に生産者たちが警戒するのは、サクランボの盗難だ。近年は被害が減少しているが、2010年には計585キロが盗まれ、180万円以上の被害が出ている。大切に育ててきた収穫間際の“赤い宝石”を守るため、県内各地のJAや生産者、県警は夜間のパトロールを強化し、被害ゼロを目指す。

 4日午後8時ごろ、山形市出羽地区の山形署漆山駐在所に、JAやまがた中央果樹組合の生産者と中央営農センターの職員、署員らが集まり、パトカーを含む3台で園地に向かった。街灯もなく暗闇に包まれた園地では、「紅さやか」が真っ赤に色づいていた。一行は懐中電灯で辺りを照らし、ネットの設置状況や木の枝が折られていないかなどを見て回った。

 県警のまとめでは、2015~19年の5年間で確認されているサクランボ盗難は計13件、計約206キロ(計67万2千円相当)に上る。最多は15年の7件、計128キロ(計41万4千円相当)で、以降は16年3件、17年2件、18年1件と減少し、19年は0件だった。

 この日パトロールに参加した生産者で、同組合中央さくらんぼ部会副会長の小林康弘さん(61)は「新型コロナウイルスの影響で販売店は客足が減り大変だと思うが、お客さんに質のいいサクランボを届けたい一心で育てている」と話した。盗難が減ってきている状況だが、毎年枝が折られる被害はあるとして「警戒して抑止する」と力を込めた。
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