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「無印良品」が軽トラで中山間地に 良品計画、酒田で移動販売スタート

2020年06月05日 09:05
軽トラックの荷台を改造した無印良品の移動販売車=酒田市
 中山間地が多い酒田市八幡地域の4地区で、軽トラックを改造した車両を使った移動販売が4日、スタートした。「無印良品」を展開する良品計画(東京都)が酒田市と地域活性化で協定を結び取り組む「酒田プロジェクト」の第1弾。高齢者世帯などの買い物支援と共に、利用客との交流を通じて日々の生活で困っている点を聞き取り、解決策を検討しながら持続可能な地域づくりにつなげる。

 市と同社は昨年7月、地域活性化や産業振興を目的にパートナーシップ協定を締結。同8月にかけて社員約20人が市内での研修に臨み、移動販売を含む地域振興策を市に提案した。

 プロジェクトは、市が本年度展開する中山間地域活力向上事業として、同社が業務委託を受けて実施する。担当するのは、研修時に移動販売について発表した無印良品銀座の松本菜乃花(なのか)さん。4月から八幡地域に移住し、日向コミニュティセンター内に開設した「くらしラボ酒田」を拠点に準備を進めてきた。

 4日は午前9時半から夕方まで、日向、大沢両地区のコミセンなど12カ所を、軽トラックの荷台部分に陳列棚を設けた車両で巡った。地元の「やわた音頭」をにぎにぎしく響かせて各集落に20~30分ほど滞在し、化粧品や文房具、調理用品など約150品目を販売した。住民は日よけの帽子や台所用品を手に取りながら「周りに商店がないので助かる」「暑い時はアイスを扱ってもらえるとうれしい」などと話していた。

 移動販売は毎週木、金曜に行い、利用者の意見を取り入れて巡回コースなどを見直し、地元の農作物や総菜の取り扱いも検討中。週末には市内のイベントなどでの出店を想定し、八幡地域のPRに生かしていくという。住民との会話を楽しみながら、笑顔で接客に当たった松本さんは「研修中に酒田の自然や住民の温かい人柄などに触れ、プロジェクト参加を希望した。移動販売が地域の憩いの場となればうれしい」と話した。

 無印良品のアプリ「MUJI passport」で月1回程度、プロジェクトの活動や、酒田の魅力などを発信していく。
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