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口元隠しても好感触、感染予防も色っぽく 米沢の飲食店と和装メーカーがベール開発

2020年06月03日 14:29
飛沫を防ぎ、装着したまま飲食もできる「フェイスベール」=米沢市
 「接待を伴う飲食店」の雰囲気を崩さず、客と従業員の安全を保とうと、主に女性従業員が口元を隠しながら飲食できる「フェイスベール」を、米沢市内の飲食店と和装製品メーカーが開発した。飛沫(ひまつ)防止のフェースシールドやマスクでは非日常に包まれたお店のムードもだいなしになってしまうと考案し、全国に向け広めたい考えだ。

 市中心部でラウンジなどを経営する「フェリス」の斎藤則子社長が企画。店舗の営業再開に当たり「店で感染を拡大させられないが、ラウンジのスタッフがマスクを着けるわけにはいかない」との思いがあった。和装コートなどを製造するおとづき商店(弟月彰社長)の弟月千恵子専務に相談し、ベリーダンスなどで使われる「ベール」をイメージした製品を両社で開発した。

 「フェイスベール」は縦長の布3枚を重ねた、のれんのような形状で、垂らした布が顔の鼻から下の部分を覆う。飛沫防止のため真ん中の布を厚くし、飲食の際には布を持ち上げる。テストでは、マスクのような着脱の面倒や息苦しさがないとして従業員からの評判は上々。男性客からも「目だけしか見えないのが逆に色っぽい」などと好感触を得た。生地はスタンダード、レースと米沢織の3種を設定し、色違いを含めて10種を用意した。販路確保では米沢酒販協同組合(金内晴一理事長)が協力し、インターネット販売も始める。

 斎藤社長は「スタッフとお客さんを守りたいという思いを形にしてもらった」とし、弟月専務は「夜の明かりを消してはいけないと頑張りました」と話す。価格は2200円から3850円。市は、ふるさと納税の返礼品にすることも計画している。問い合わせは米沢酒販協同組合0238(23)2131。
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