県内ニュース

面会制限、緩和の動き 県内、各病院や福祉施設

2020年06月02日 10:03
県立河北病院では感染防止対策を徹底し時間を制限した上で、家族に限り面会を受け入れている=河北町・同病院
 新型コロナウイルスの感染状況がいったん小康状態になったことを受け、県内の各病院や福祉施設では患者や利用者に対する面会制限を一部、緩和する動きが出てきた。家族に限り感染防止策を徹底し、時間を制限した上での受け入れだ。ただ全面禁止の態勢を継続するなど、慎重姿勢を崩さない病院や施設も依然として多い。

 県内で初めて感染者が公表された3月31日以降、6月1日までのPCR検査の陽性者は計69人で、5月4日を最後に公表されていない。一方で医療機関や福祉施設では、早い所で2月下旬ごろから面会禁止としてきた。

 県立河北病院(河北町)は4月2日から面会を全面禁止したが、6月1日から家族に限り一部を緩和した。面会時間を午後1~8時に制限し、家族2人までで15分以内とした。外来入り口では検温や健康状態の確認、面会者の名前の記入といった感染防止策を徹底する。

 さらに2週間以内に、特定警戒都道府県とされていた東京都、北海道、埼玉県、千葉県、神奈川県やその他の感染拡大地域に滞在した人、またはこれらの地域への滞在者と濃厚接触した人は面会できないとした。担当者は「院内感染防止と、(入院患者の)家族への配慮とのバランスをどう取るかが難しい」と話した。

 重点的に新型コロナの患者を受け入れる県立中央(山形市)、日本海総合(酒田市)、公立置賜総合(川西町)の各病院の対応はどうか。日本海は4月3日から原則面会禁止だが、このまま小康状態が続けば制限を緩める方針で、担当者は「緩和の時期や基準について検討している」とした。県立中央、公立置賜は全面禁止を継続する考えという。

 高度医療を提供する山形大医学部付属病院(山形市)は2月21日から入院患者への面会を禁止としており、当面続ける方針だ。

 一方、高齢者が入所する福祉施設でも、感染した場合に重症化する恐れを考慮して面会の受け入れを慎重に判断している。特別養護老人ホームやまのべ荘(山辺町)は先月の大型連休明けから時間制限を設けた上で、ガラス越しやビデオ通話での面会方法を取り入れた。面会自粛の解除は感染状況を見ながら段階的に行うとし、施設側は「(利用者の)家族が施設内に入らなくても、家族の『会いたい』に応えられるように配慮している」と語った。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2020年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2020年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から