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贈る果物に粋な装い エスパック(上山)、段ボール箱の新ブランド

2020年05月31日 12:15
県産果物のギフト用パッケージの新ブランドを立ち上げたエスパックの佐藤健太郎常務(左)とデザインを担当した神保玲奈さん=上山市
 段ボール箱製造のエスパック(上山市、佐藤敬一社長)は、県産果物のギフト用パッケージの新ブランド「クリエイトシリーズ」を立ち上げた。農家や果樹園などに良質なデザインの箱をカタログで紹介し、開発の労力やコストを抑え、手軽に活用してもらえるようにした。「質の高い山形の果物の魅力を伝える手助けになれば」としている。

 来年創業100周年を迎える同社の新事業の一つとして手掛けた。佐藤健太郎常務(39)が自ら設立したパッケージデザイン会社「クリエイトワークス」のノウハウを生かし、より質の高い段ボールのパッケージブランドを展開しようと企画。「良いデザインの箱を使いたいが、オリジナルを作るには時間や労力、コストがかかる」との農家などの声を受け、「求めやすい価格」「ロット数を自由に選べる」「おしゃれなデザイン」を重視した。

 大きな果物のシルエットに飾り結びの枝葉をあしらった「結(ゆい)」、鮮やかな色づかいが特徴の「栞(しおり)」、シンプルで上品な「クラシック」の3シリーズを展開。カタログには▽サクランボ▽桃▽ブドウ▽ラ・フランス▽詰め合わせ―の各贈答用計19種類と、出荷箱7種類を掲載している。価格は1箱100円台が中心で、サイズも大小さまざまそろえ、それぞれ1ロット100箱から注文を受ける。農家などにとってデザイン料や版型作成などの初期費用が抑えられ、少ロットからの注文が可能といったメリットがある。

 「果物の魅力を引き立てる図柄と、シンプルな中にもぱっと目を引き、印象に残るインパクトの強さにこだわった」とデザインを担当した神保玲奈さん(26)。佐藤常務は「受け取った人に、視覚でも味覚でも山形の果物はおいしいと思ってもらえればうれしい。今後はスイカや柿を取り上げて種類を増やしたり、お菓子や酒、そばなどにも展開したりし、山形のギフトを彩るサポートを続けていきたい」と話している。問い合わせは同社023(673)1155。
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