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山や水辺、クマ近くにいるかも 活発化の時期、県内で目撃相次ぐ

2020年05月25日 07:49
クマが活動的になる時期を迎えた。不意の遭遇を避けるためには、音で存在を知らせるなどの対策が有効だ=昨年9月、鶴岡市東岩本
 県内でクマの目撃が相次いでいる。新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言の解除により、今後はレジャーなどで山や川に足を運ぶ人が増えることも想定されるが、クマが活動的になる時期とも重なる。長井市では20日、クマによる今年初の人的被害が発生した。不意の遭遇を避けるためには、音で自らの存在を知らせるなどの対策が有効となる。

 県みどり自然課によると今年の目撃件数は、18日現在で30件。例年5月下旬から増加する傾向にあり、昨年も年間450件のうち5割以上の232件が5~7月に集中した。県警地域課のまとめでは、過去5年間で12件の人的被害が発生している。今後は緊急事態宣言の解除に合わせ、山菜採りや登山に出向く動きが活発になると見込まれ、クマと鉢合わせる危険性は必然的に増しそうだ。

 遭遇のリスクは山だけにとどまらない。20日に長井市平山で起きた事故は、高齢の男性が川沿いの遊歩道を散歩中の出来事だった。昨年9月に最上町で男性がクマに襲われけがをしたケースも、アユ釣りの最中だった。川沿いの茂みなどはクマの移動経路とされており、水辺に近づく際も十分な注意が欠かせない。

 県みどり自然課は山や河川といったクマの行動範囲に入る場合、ラジオや鈴などで音を出し、自身の存在を知らせることが重要と指摘。万が一クマと遭遇した際は背を向けず、ゆっくりと後退してその場を離れるようアドバイスしている。

 県警はツイッターやメール配信サービス「やまがた110ネットワーク」を通じ、クマの出没情報などを発信。目撃箇所周辺ではパトカーによる巡回も行い、さまざまな手段で注意喚起に当たっている。県警地域課は「クマは身近に潜んでいると思って、一人一人が注意をしてほしい」と呼び掛けている。
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