県内ニュース

軽症感染者は一般病院で受け入れへ 県が調整、宿泊施設も活用

2020年04月09日 08:26
PR
 県は新型コロナウイルスの感染者数の増加に備え、県内の感染症指定医療機関を重症と中等症の感染者向けに特化し、軽症や無症状の場合は指定機関以外の病院や宿泊施設で受け入れる方向で調整していることが8日、関係者への取材で分かった。県が保健所や各市町村を通じて各病院、施設に協力を求める方針。病院間の機能分担を明確化して病床を確保し、医療崩壊を回避する考えだ。

 新型コロナの治療を担う指定機関は県立の中央(指定病床2)新庄(同2)河北(同6)の3病院と日本海総合(同4)公立置賜総合(同4)の計5病院で指定病床数は計18。県内の感染者数は先月31日の初公表以降、増加している。8日現在で22人を数え、症状の程度を問わず全て指定機関に入院している。

 厚生労働省は拡大防止策を全く取らなかった場合として、本県は流行ピーク時の1日当たりの重症患者が70人、入院患者数は2200人に上ると推計している。感染者数が指定病床数を上回った場合を想定し、県は入院病床を150床程度に拡充する方針を既に決めている。しかし、このまま感染拡大が続けば、病床数が不足する懸念が生じている。このため段階的に150床程度を重症と酸素投与などを要する中等症向けに充てる方針を固めた。

 軽症や無症状の感染者は、指定機関以外で医療体制が整った病院のほか、宿泊施設で受け入れてもらう方向で調整に入る。病院の場合は病棟を明確に区分けし、スタッフを確保するといった課題をクリアするよう求める。宿泊施設に関しては、県が市町村に施設の状況などを照会。県有施設を含めて複数の施設をリストアップし、活用の可能性を検討するとみられる。

 関係者は「感染者が増えれば、新型コロナ以外の患者の治療も難しくなる。感染者の症状によって受け入れ区分を明確化する必要がある」との見解を示している。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2020年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2020年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から