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米沢市民、隠せぬ内なる危機感 外出自粛要請から一夜明け

2020年04月02日 14:25
当面の臨時閉館が決まった文化複合施設「ナセBA」前。普段の春休みは自転車が並び、高校生などが行き交うが、人通りはほとんどなかった=米沢市
 米沢市内で県内初の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたことを受け、中川勝市長が2週間、市民に対し不要不急の外出を自粛するよう要請してから一夜明けた1日、市内の主要繁華街を歩き、市民らの反応を聞いた。「昨日今日で大きな変化はない」がおおむねで、男性の一人は「以前から自粛ムードが漂っていた。最近はこんなもの」と今後の不安を口にした。

 午後3時の米沢駅前。雨の影響もあり、歩いている人は少なかった。信号待ちをしていた高畠町の無職星沢靖彦さん(63)は「電車で市立米沢図書館に来たが、コロナの影響で休館だった。歩いている人少ないね」と足早に駅に向かった。

 駅周辺にあるスーパーに入った。食材を買い求める主婦らの様子はいつも通り。買いだめする人もなく、冷静に行動している様子がうかがえた。しかし、入り口で手を念入りにアルコール消毒する姿に危機意識の高まりを感じた。

 駅前には飲食店が集中する。1件の居酒屋が14日まで休業するとの案内チラシを入り口に掲示していた。「二代目一心太助」の竹林光裕オーナー店長は「感染拡大を防ぐため休業を決めた。期間中はテークアウトの注文だけを受け付ける」と話し、「こうも人通りが減ってしまっては…。どこも苦しい」と各飲食店の思いを代弁した。

 大型量販店が並ぶ国道121号沿い。ショッピングモールでは行き交うほとんどがマスクを着けていた。フードコートにいた男子高校生3人は「親から注意されたけど、前から予定していたから」とばつが悪そうな表情を見せたが「海外で若い人が亡くなるニュースが増えている。危機感を持った方がいいな」。こう話した時は真顔に戻った。
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