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山形と秋田、医療情報協定があす始動 酒田で調印式

2020年03月31日 15:26
「秋田・山形つばさネット」の協定に調印し握手する中目千之山形(右)、小玉弘之秋田の両県医師会長=酒田市・日本海総合病院
 全国で初めて県域を越えて医療情報ネットワークを共有化する本県と秋田県の広域連携「秋田・山形つばさネット」の協定調印式が30日、酒田市の日本海総合病院で行われた。県境地域で円滑な医療の提供が可能となり、感染症拡大や災害時の連携強化も図る。4月1日に運用を開始する。

 医療情報ネットワークは中核病院と診療所など地域のかかりつけ医が一体となり、カルテの情報などを共有し、切れ目ない医療を提供するためのシステム。情報通信技術(ICT)を活用し、本県の介護関係を含む約500施設と、秋田県の約70施設の情報を共有し、個人情報保護も担保する。

 協定締結により、本県の患者が秋田県内の病院でスムーズに受診できるようになる。さらに医療ニーズに合った総合病院が乏しく、県境を越えて日本海総合病院で受診するケースが多い秋田県南地域の患者への対応の円滑化も期待される。かつて両県を走っていた特急列車から名称に「つばさ」を盛り込んだ。

患者の検査画像なども共有できるネットワークの利用方法が実演された
 調印式では、双方のシステムの運用主体となる両県の医師会長が協定書を交わした。本県の中目千之(なかのめちゆき)会長は「新型コロナウイルスの感染拡大など、平時だけでなく有事にも役立つ仕組み。両県の医療関係者が顔の見える関係を築き、有効なネットワークにしたい」と述べ、秋田県の小玉弘之会長は「県境地域の医療過疎を解決する一助となり得る。県内のネットワーク拡大を図る」と話した。

 この日は実際に情報を共有することを想定し、現場での活用方法の実演が行われた。
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