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「広報通じ貢献」県民との懸け橋担う 県警初の女性警視・伊藤さん

2020年03月29日 11:31
県警で女性初の警視に昇任し、広報官を務める伊藤智秋さん=県警本部
 県警で女性として初めて幹部警察官の警視に昇任した伊藤智秋(ちあき)さん(49)が、報道対応の調整などを担当する「広報官」に就任した。県警音楽隊長も兼務し、防犯や交通安全などを呼び掛ける役割も担う。「広報官や音楽隊長の仕事を通じて、県警と県民の懸け橋になれるよう力を尽くす」と伊藤広報官は意気込みを語った。

 県警本部には新聞社やテレビ局、通信社の警察・司法担当記者が詰めている。広報相談課に所属する広報官は、県警が事件や事故、施策などについて発表や会見をする際、各社の記者との調整などを務めるのが主な仕事。突発的な事案の発生は昼夜を問わないため、県警では過酷な役職の一つで、女性警察官が就くのは初めてだ。

 伊藤広報官は大学卒業後いったん教員になった。その後、学校現場にとどまらず、社会全体のためになる仕事で自身の力を試してみたいと1994年、警察官の道に進んだ。防犯や少年事件、非行、ストーカー、ドメスティック・バイオレンス、児童虐待などを担当する生活安全分野での経験が長く、2008年に女性初の警部に昇任。直近では少年課次長兼少年サポートセンター所長を務めた。

 県警音楽隊は毎年演奏会を開き、各種イベントなどでも県民の前で演奏を披露する。交番や駐在所の「お巡りさん」同様、音楽隊を代表する隊長は県民に身近な警察官の一人。交通事故や特殊詐欺の被害防止、住宅や車の施錠徹底など、県民への啓発活動でも重要な役割を担い、「広報の仕事を通じ、県民が安心して暮らせるよう貢献したい」と話す。

 県警で女性警察官の先頭を走り続ける伊藤広報官。「防犯や非行防止、犯罪捜査に交通、警備など、県警では各分野で多くの女性が活躍している。県民の期待と信頼に応え、力強い警察の一翼を担い、後輩たちから目標とされる警察官でありたい」と、笑顔で抱負を語った。
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