県内ニュース

県のプロ人材採用支援拠点、本格稼働4年 成約203件で東北2位

2020年03月28日 15:02
 本県企業の専門人材採用を支援する県プロフェッショナル人材戦略拠点は、本格稼働から4年が経過した。採用に結び付いた成約件数は203件(16年4月~20年2月)となり、東北第2位の実績を残している。成約件数は年々伸び、県内で存在感が増加。20年度からは県内の信用金庫、信用組合と連携し、さらなる人材ニーズ掘り起こしと転職マッチング強化に努める。

 19年度は2月末までに203件の相談が寄せられ、成約は76件で県外からの転職が24件、県内転職が52件となった。4年間累計の相談件数836件は東北で3位。成約203件のうち業種別成約件数は製造業が7割近く、転職者の年齢構成は30~50代が8割超を占めた。転職前の居住地は県外43%、県内57%だった。

 プロ人材は▽経営者の右腕となる経営人材▽新事業立ち上げ・販路開拓人材▽現場での生産性向上人材―などで、企業の成長に寄与する人物を指す。拠点は政府の地方創生の一環で、首都圏からの人材還流を狙い東京を除いた46道府県に設置され、本県では15年12月、県の委託を受けて県企業振興公社内に開設され、16年4月に本格稼働した。

 本県戦略拠点は現在、県内外の人材紹介会社32社や県内地銀3行、産業支援機関などと連携。県内企業の個別人材ニーズを把握した上で、専門的な知識と技術を持ち、転職を希望する人材の採用を支援してきた。単独では採用に人手を割けない中小企業が多く、その役割を代行。採用後のフォローアップにも取り組む。

 県内企業は経営者の高齢化や人手不足が進み、プロ人材ニーズは今後さらに高まると見込まれる。同拠点は20年度、県内の4信用金庫、信用組合との連携を進める。地域に根差し、多くの中小企業・小規模事業者を顧客に持つ信金・信組の取引層も対象に加え、幅広い人材ニーズの把握、支援先の裾野拡大を図る考えだ。

 副業、兼業を望む人材と県内企業とのマッチングも進め、正社員採用や本県への転居といったハードルの高さから二の足を踏む企業、求職者からの需要も取り込む。同拠点の吉田勉マネージャーは「20年度は横連携を強め、さらなるマッチング実現を目指す」と話している。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2020年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2020年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から