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鶴岡と鹿児島、絆紡いだタペストリー 兄弟都市50周年記念し制作

2020年03月24日 10:26
鹿児島から贈られたタペストリーを皆川治市長に紹介する鶴岡織物工業協同組合の氏家昇一理事長(左から2人目)=鶴岡市役所
 鶴岡市と鹿児島市が兄弟都市の盟約を結んでから約半世紀を迎えたのを記念し、鹿児島県の伝統織物「大島紬(つむぎ)」を作る職人が、庄内産の生糸と鹿児島産の絹糸を使ってタペストリーを完成させた。贈呈式が23日、鶴岡市役所で行われ、両市の歴史と伝統によって紡がれた作品が関係者にお披露目された。

 両市は、戊辰戦争で官軍と戦った庄内藩に対し、西郷隆盛が寛大な措置を取ったことが縁で、1969(昭和44)年に兄弟都市の盟約を結んだ。節目に合わせ、鹿児島市の維新ふるさと館がタペストリーの制作を企画した。

 大島紬の伝統製法「泥染め」で仕上げられた絹糸を縦糸に、庄内から送られた、蚕が最初に吐き出す糸「キビソ」を横糸にし、職人が長さ約10メートルの反物に仕上げた。タペストリーは縦2メートル、横70センチ。赤紫色と藍色の鮮やかな色合いが目を引き、キビソの独特な肌触りを感じられる。

 贈呈式には、キビソを提供した鶴岡織物工業協同組合の氏家昇一理事長と大和匡輔理事が訪れ、寄贈を受けたタペストリーを皆川治市長に紹介。氏家理事長は「両市の強い絆を象徴する物となった。今後交流が盛んになることを期待したい」と述べた。維新ふるさと館で昨年11月に反物の機織りを体験したという皆川市長は「明治の徳の交わりが、時代を超えて形となった。鹿児島市との関係が未来にわたり続いていくことを祈念したい」と述べた。

 タペストリーは今後、市役所などで展示する予定。
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