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【モンテ】J1昇格への道(上) 柔軟な陣形変更

2020年02月21日 08:57
J1大分との練習試合で、相手ボールを奪うFW大槻周平(左)ら=2日、鹿児島県霧島市
 サッカーJ2・モンテディオ山形は23日にシーズン開幕戦を迎える。昨季プレーオフに進出しながら届かなかったJ1昇格を目指し、今季は新たに石丸清隆監督が就任。堅守を土台にし、攻撃力アップを大きなテーマに掲げる。新生チームの戦い方、指揮官らの思いを3回にわたり紹介する。

 6季ぶりのJ1昇格を目指す今季、安定した守備を基盤に後方からパスをつないで相手を崩す連係に力を入れている。各チームとも成長過程で迎えるシーズンの立ち上がりは、柔軟な陣形変更が一つのキーワードになりそうだ。

 石丸新体制で臨んだ1次キャンプ以降、攻撃面のレベルアップに多くの時間を割いてきた。「一番足りていないと思ったところ」(石丸監督)と焦点を絞り、3―5―2の新たな陣形の浸透を図った。

 昨季の3―4―2―1とDFの人数は変わらないが、中盤はアンカー(中盤の底)とインサイドハーフと呼ばれるポジションの3人が逆三角形の位置を取り、最前線は2トップ。中央の選手を起点に相手が嫌がるスペースを見極め、効果的な攻撃の組み立てを狙う。最終ラインからのビルドアップでは、DFが相手のプレスをいなし、縦パスのコースを探りながら前へ押し上げる。攻撃の選択肢が多い状況をつくり出して、得点機を生み出していく。

 2日のJ1大分との練習試合では、二つのフォーメーションを切り替えながら試合に臨んだ。守備の時は昨季まで築いた堅守の土台を継承する3―4―2―1。攻撃時には3―5―2で前線に厚みを持たせた。後者の陣形について、FW大槻周平は「サイド攻撃だけではなく、中央の連係で突破できている」と変化を強調した。昨季の前半戦はパワーのあるFW2枚を配置したが、今季は、「グループワーク」(石丸監督)と例えられる細かな連係を重視する点に違いがある。

 開幕戦の基本陣形は磐田の戦術などを踏まえ、守備に重点を置いた3―4―2―1とする可能性は高いが、石丸監督は「最終判断はこれから。試合中の変更もあり得る」と語る。展開によって3―5―2を効果的に繰り出せれば、今季の強力なオプションとなり得る。初戦に向け、MF中村駿は「相手の形やスペースを見ていく目を大事にしたい」とポイントを挙げた。

紅白戦、主力組固定せず
 千葉県市原市で3次キャンプを続けるサッカーJ2・モンテディオ山形は20日、市原スポレクパークで練習した。

 コンディション調整を優先し、午前のみのトレーニングに変更。後方からパスをつないだ攻撃の形などを確認した後、紅白戦を行った。昨季の同時期とは異なり、主力組とサブ組のメンバーは固定せず、石丸清隆監督は「(選手同士の)組み合わせを見ている」と狙いを語った。

 21、22の両日は非公開練習とし、23日に磐田との開幕戦(午後2時キックオフ)に臨む。
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