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東北公益大、国際機関訪問の機会増 海外で学び視野広げて

2020年02月20日 14:00
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 東北公益文科大(酒田市)の海外国際機関での学習機会が拡大している。昨年度からは学生がモンゴルの日本人材開発センターで初の海外インターンシップを経験し、本年度はチェコにある世界最大の地域安全保障機構「欧州安保協力機構(OSCE)」を訪問した。大学生が国際機関でのインターンシップや直接訪問を経験できる機会は非常に貴重だ。

 いずれの学習も、安全保障が研究テーマで、OSCEの調査員を務めていた玉井雅隆准教授の人脈で実現した。OSCEは、欧州、中央アジア、北米の57カ国からなる国際機構で、ヨーロッパの安全保障を考える上で重要な組織。役割は紛争予防や人権保護など多岐にわたり、ウクライナ紛争の停戦監視も担う。

 学生6人と玉井准教授は昨年9月、OSCEのプラハ事務所を訪問。アリス・ネムコバ次席大使から、政治・軍事、環境・経済、人権など多様な側面から安全保障を考え、紛争予防に努めているOSCEの役割について講義を受けた。一行はチェコの日本大使館も訪問し、駐チェコ大使から国際情勢について話を聞いた。

 一方、国際協力機構(JICA)などが設立したモンゴル・日本人材開発センターでのインターンシップは昨年度からで、本年度は学生3人が参加した。約2週間の期間中、モンゴルの市場経済化支援、人材育成、日本との相互交流を目的にした同センターの業務を手伝い、現地の若者と交流。日本文化を紹介するモンゴル最大級のイベント・ジャパンフェスティバルの運営にも協力した。

 同大は学生の海外留学のバックアップに力を入れており、国際支援、国際機関の最前線の仕事に触れることで、さらに世界的視野を広げてほしいと海外でのインターンシップ、国際機関訪問の機会を開拓してきた。昨年度のモンゴルでのインターンシップと本年度のOSCE訪問の両方を経験した2年、中條紘大(ひろと)さん(20)は「国際紛争予防などの業務に携わる人から直接話を聞くことができ、責任感、言葉の重みが伝わってきた」と充実感をにじませた。玉井准教授は「来年度以降もこうした機会を確保したい」と話した。
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