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4車線化「霞城改良」、来月22日に全面開通 山形市中心部の国道112号

2020年02月19日 08:23
 国土交通省山形河川国道事務所は18日、山形市中心部で進めている国道112号の4車線化工事「霞城改良」(旅篭町―城北町)に関し、3月22日に全面開通すると発表した。約20年に及ぶ県都の交通機能の整備事業が完了し、渋滞緩和や観光振興などが期待される。

 JR奥羽本線に架かる昭和橋を含む延長1.3キロの整備区間で、2002年度に着手した。以降、用地買収や建設工事が進められ、13年12月に0.4キロが部分開通。残りの0.9キロの工事が終盤に入り、現在は無電柱化が進められている。総事業費は約259億円。

 従来は2車線で車道や歩道を合わせ全幅11メートルほどだったが、改良後は全幅31メートルに拡大される。渋滞に伴う追突など交通事故の減少が見込まれ、13年に部分開通した0.4キロ区間では、死傷事故の発生件数が以前と比べて約7割減少しているという。

 改良区間は東北中央自動車道の山形中央インターチェンジ(IC)と山形市の中心部を結ぶ主要ルートにもなる。「山形花笠まつり」といった各種イベントでの移動が改善され、観光振興に結び付くことも想定される。

 吉村美栄子知事は「国と連携して取り組んできた事業。地域の経済活動などに大きな効果を発揮することが期待され、大変喜ばしく思う」、佐藤孝弘山形市長は「混雑の緩和で安全安心な歩行空間が確保され、さらには山形中央ICへのアクセスが向上し、市の発展に大きく寄与すると考えている」などとコメントした。3月22日の通行開始は午前6時を予定している。
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