県内ニュース

新型肺炎、県内に影響じわり 台湾の生徒が米沢に、歓迎式では共にマスク

2020年02月18日 14:10
水色のマスクを着用して入場する台湾の高校生。新型肺炎問題に対し、双方の生徒が全員マスク姿の厳戒態勢で行われた歓迎レセプション=米沢市・米沢興譲館高
 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)が拡大している問題で、患者が国内各地で確認される中、県内でも影響が出始めている。台湾との交流事業で規模縮小や延期を余儀なくされたほか、酒田寄港が予定されていた大型客船の航海が中止となった。(本紙取材班)

 台湾の国立羅東(らとう)高級中学の生徒約40人が17日、米沢市の米沢興譲館高を訪問し、同校の1、2年生と一緒に英語や数学などの授業を体験した。新型肺炎の影響で、台湾側の生徒約20人が来県をキャンセルしたほか、予防策として同校講堂で行われた歓迎レセプションでは双方の生徒が全員マスク着用する厳戒態勢を敷いた。

 教育旅行の一環として来県した。レセプションでは双方の生徒代表があいさつ。全員マスク姿の物々しい状況だったため、最初は双方の生徒とも硬い表情をしていたが、台湾側が学校紹介のビデオを上映し、民族衣装を着てダンスを披露すると徐々に緊張がほぐれ、マスクをしていても表情を崩している様子がうかがえた。

 当初、台湾側の生徒は64人が参加する予定だったが、日本国内で新型肺炎の感染者が増えていることを理由に前日までに、23人が辞退したという。山形県内で感染者は出ていないが、万全を期すため双方の学校が事前に協議し、歓迎レセプションなどの関連行事に臨む際は全員がマスク着用することを申し合わせた。

 米沢興譲館高側は全生徒にマスク持参を呼び掛け、準備できなかった生徒がいる場合に備え、学校側が予備を用意した。また、アルコール消毒液も多数用意し、小まめな手洗いを呼び掛けた。

 羅東高級中学校の生徒は4泊5日の日程で、蔵王などをめぐる。県や県観光物産協会によると、本年度の海外からの教育旅行は同校が最後。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、教員ら台湾の学校関係者を対象に3月に予定していた招聘(しょうへい)旅行が取りやめとなった。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2020年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2020年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から