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4年に1度、祝いの舞 中山で「小塩御福田田植踊り」披露

2020年02月17日 10:53
座敷に上がり、小塩御福田田植踊りを披露する踊り手=中山町小塩
 中山町小塩地区に伝わる町無形民俗文化財「小塩御福田田植(ごふくでんたうえ)踊り」が16日、祝い事があった地区内の民家4軒と小塩構造改善センターで披露された。家族に加えて親戚や近隣住民が集まり、珍しい座敷踊りに大きな拍手を送った。

 五穀豊穣(ほうじょう)を祈って餅を振る舞う正月行事「御福田」に加え、江戸時代の寛政年間(1789~1801年)に始まったとされる、旧正月に神の使いが舞う郷土芸能を合わせた祭事で、旧正月前後の日曜日に開催している。明治から昭和初期にかけて一時途絶えたものの、保存会(森谷正幸会長)が伝承し、50年ほど前からは4年に1度行っている。

 「お葉山坊」と呼ばれる修験者らはほら貝を吹きながら、子どもが結婚したり、新築したりした家を訪れて祈願した。続いて、踊り手「テデ衆」「中太鼓」「早乙女(そとめ)」と囃子方が家に上がり、上座に陣取って七つの舞を披露した。途中、見物人から褒め言葉が飛ぶと、踊り手は舞を中断して伏して聞き、返し言葉を述べるやり取りを見せた。

 自宅を新築した武田茂宜さん(41)は「両親も子どもも、家族全員が元気に穏やかに過ごせるよう願った。複雑な舞に感動し、受け継ぐ大変さも感じた」と話した。
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