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おもてなし力、英語でアップ 東根温泉協、外国人客対応の研修開始

2020年01月28日 11:55
外国人旅行客に対応するため、基本的な英会話を学ぶ温泉関係者=東根市・あづまや
 インバウンド(海外からの旅行)拡大に対応するため、東根市の東根温泉協同組合(元木博史理事長)は24日、スタッフを対象とした英語研修を始めた。フロント業務での外国人旅行者への接客や施設の案内方法などについて学び、英語での対応力を高めている。

 同組合によると、さくらんぼ東根温泉では中国や台湾からの団体客を中心に、近年は欧米からの個人旅行者が増加傾向にある。東京や京都、大阪をつなぐ「ゴールデンルート」を複数回巡った後、地方への旅を志向するケースが多い。こうした旅行者は旅館スタッフから得られる「地元情報」も重視する傾向にあり、英語でのコミュニケーションの重要性が増しているという。

 24日から2月18日まで計4回の研修会を通して基本的な英会話を学ぶ計画で、初回は旅館の女将や温泉施設の関係者10人が参加。海外でのビジネス経験が豊富な三共木工山形事業所(同市)の森田直樹事業所長と、市の国際交流員ベロニカ・ベレツノイさんが講師を務めた。

 ベロニカさんは入浴時間の説明や、喫煙場所の有無など旅館業務での基本的なフレーズを取り上げ「質問を受けた際は『ディナー』『タクシー』など、質問のポイントとなる単語を繰り返すことで、相手に(質問の意図が通じていると)安心感を与えることができる」などとアドバイス。森田所長は「文法、発音が多少違っても恥ずかしがらず前向きに話すことが大事だ」と助言した。

 旅館さくら湯おかみの五十嵐律子さん(58)は「お客さまに喜ばれるようにコミュニケーションを取りたい」と話した。
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